今年も梅雨が明けた。
いつもの青梅街道を奥多摩方面へ向かう。先週は裏丹沢原小屋沢を目指すも天気が悪く、焚火だけで終わったので天気はあまりよくないが今日は、なんとか完徹したい。
天地沢出合から入渓。林道がすぐ横を走るのが少々難だが、水量豊富な流れの淵をへつったり、泳いだりで楽しく進む。途中、スケールのあるゴルジュを抜け、苔むした渓相となると海沢園地も近い。奥多摩の観光地近くの沢とは思えない雰囲気だ。
2時間ほどで海沢園地へ到着。ここは観光スポット。一般客も多い。
にぎにぎしい中を三つ釜の滝より後半の上部へ。しばらく遡るとネジレの滝、2段10m。
キャニオニングツアーとかで黄色い歓声が聞こえたかと思うと、同じユニフォームの10数人くらいが下段のl滝を次々とウォータースライダーで滑ってくる。しばし待機。左のバンドをへつり、下段の滝の落とし口へ。上段は8mほど。ここはザイルを使うが少々難しかった。
しばらく行くと大滝。どうどうたる3段20m。水しぶきが舞う。岩は削られ、取りつく島もない。左から大高巻。不動の滝も巻いてクライムダウンで落とし口へ。巻道は明瞭。
枠木沢を左に見送ると奥多摩の名物わさび棚。沢は昨今の雨で結構荒れている。適当なところで切り上げ、探勝路を下る。
青梅から一時間足らず。下部、上部といろいろと変化を楽しめる沢登であった。この沢は多摩からよく見える大岳へ突き上げており、大岳の頂上を踏むのもまたよいかも・・・。
下部の淵をへつる。場合によっては泳ぐ。夏が来た。 |
苔むしたゴルジュを進む。 |
雰囲気のある渓相。海沢園地も近い。 |
3つ釜の滝。左を登る。 |
ネジレの滝上段。ザイルを出す。 |
大滝。水しぶきが舞う。 |
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