2015年4月26日(日)快晴
鳩待峠(7:00)-至仏山(8:45/9:10)-ムジナ沢滑降1700地点(9:40/10:00)-至仏山(11:30/12:10)-ワル沢滑降(12:40)-鳩待峠(13:00)
朝、5時20分なのに既に鳩待峠へのゲート明け待ちの車がずらりと並んでいる。しばらく並んだが定数を超えてるようでそそくさと戸倉駐車場に戻り、自販機でチケットを購入し乗り合いタクシーで鳩待峠に向かう。システマチックになったものだ。
鳩待峠。空は青、白い至仏がどーんと望める。
7時出発。広くなだらかな尾根を登る。次第に右手には静寂な尾瀬ヶ原と朝靄を抱えた燧が見えてくる。1時間ほどで稜線に出て、小至仏をトラバースすると目の前には大きく至仏山。そして帰りに滑る開放的なワル沢の源頭部が広がる。
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朝もやの中の燧ケ岳のたたずまい。尾瀬ヶ原もこの時期は静寂だ。 |
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小至仏へをトラバース。岩と雪のコントラストが美しい。 |
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ワル沢源頭部。開放的な斜面だ。 |
8時45分山頂着。快晴、ほぼ無風。15年ぶりの登頂である。
燧、会津駒、平ヶ岳といった尾瀬の山々はもちろん。
遠く北西に浮かんでいるのは飯豊だろうか。目を移すと、越後駒、
巻機。西には遠く妙高辺りが白く見えている。その左手には白馬か・・・。
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平ケ岳、越後駒・・・・。八海山がちょこんと見える。 |
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飯豊が遠くに浮かぶ。 |
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巻機。 |
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巻機、谷川連峰の向こうには妙高がみえる。 |
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妙高・火打。左に目をやると白馬連峰が。 |
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南東には白根山など日光連山。 |
さて、シールを外し、まずはムジナ沢へ。
夏道に沿った尾根沿いに少し下り、
少々藪をこぐが雪を拾ってムジナ沢源頭に出て、
広大な斜面を一気に滑る。
山ノ鼻まで滑っていきたいところだが登り返しのことも考え、
傾斜が緩くなった辺り1700㍍付近で思いとどまっまり、
尾瀬ヶ原を見ながら休憩。贅沢な一時だ。
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ムジナ沢を尾瀬ヶ原に向かって滑降。 |
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1700地点で登り返し。 |
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ムジナ沢源頭部。豆粒のようなスキーヤー。 |
さてこれから500㍍の登り返し。
雪は緩んでいるがシールは効き一時間半ほどのアルバイトで11時
半。再び至仏山頂を踏む。朝とは異なり山頂の賑やかなこと。
燧を眺めながら昼食タイム。
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再び至仏山頂。昼食時でとても賑やかだ。 |
12時15分。眼下の鳩待ち峠を目指しワル沢源頭にドロップ。
すでに斜面は滑り尽くされており、
なるべく滑走されてない斜面を探しながら滑る。
あっという間にワル沢出合い。ここから鳩待峠はものの20分。
13時、鳩待峠着。振りかえれば今滑ってきたワル沢源頭の白い大斜面。豆粒のようなスキーヤーが見える。
ムジナ沢、ワル沢二本の滑降に満足して鳩待峠をあとにした。
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ワル沢を滑るボーダー。 |
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