2015年05月02日 土曜日 快晴
祓川駐車場6:30-七つ釜避難小屋7:40-七高山山頂-
新山10:00/11:30-祓川駐車場12:20
夜が明けた。前夜は月の光が鳥海山を明るく照らし、今日の天気を約束していた。
祓川駐車場から見渡すと霞 のなかに東北の山々 が浮かぶ。行く手には鳥海山。今年は雪がいつになく少ないと聞く。
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前日の夕暮れ |
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霞の中に山々が浮かぶ |
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紫立ちたる雲の上の東北の山々 |
6時30分。祓川駐車場をあとにする。目指す七高山は見えている。日差しが強く暑くなりそうだ。広大な、そして急緩折り混ざった斜面を行くと間もなく七つ釜避難小屋。今日は山頂を目指す人も多く矢島口から、猿倉口からそれぞれ集まってくる。
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七ツ釜小屋直下の広い急斜面 |
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猿倉方面からも登ってくる |
単調な登りだが一歩一歩快調なペースで高度を稼いでいく。やがて七高山山頂直下の急登にかかる。一筋の飛行機雲が横切り、青い空を切り取っていく。
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山頂直下の急登にとりかかる |
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一筋の飛行機雲が青空を切り取っていく |
ジグザグを切って登り、外輪山の七高山山頂到着。ひとしきり景色を見渡す。
眼前には新山。
しばらく相棒と、行く行かないと押し問答の末、結局こちらが押しきって新山へ向かう。急な岩場を下り、急な雪の斜面を登ると新山に到着。向こう側には千蛇谷の一部、そしてさらにその向こうには日本海が見えている。千蛇谷も滑ってみたいところだが登り返しを考え、今日は見合せ。
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七高山より。眼前には新山 |
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新山を下る登山者 |
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新山より。千蛇谷そして向こうには日本海 |
11時半。七高山よりいよいよ滑降。広大な斜面に思い思いのターンを刻む。時間は昼前。まだまだ沢山登ってくるひとたちがいる。
惜しむように滑るが、約40分の滑降で12時15分、早くも祓川ヒュッテ着。ヒュッテ脇の冷たい水でのどを潤した。
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山頂直下の斜面を滑る |
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思い思いのターンを刻む |
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次々と登ってくる登山者をしり目に滑降 |
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あっというまに祓川ヒュッテに到着。山頂は彼方となった。 |
二年前、ガスと悪天候で一歩も踏み出せなかった鳥海山だったが今回はその雄大な山容を目の当たりにでき、そしてまた奥深い東北の雄大な景色も堪能できて感慨も一際だった。
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