2015年5月7日木曜日

月山 山スキー(大雪城~清川行人小屋往復)

2015年05月03日 日曜日 快晴

月山スキー場リフト終点(8:20)ー月山山頂(10:00/10:30)ー清川行人小屋(11:10/12:20)ー月山山頂(14:20/14:40)ー姥沢駐車場(15:20)

昨日の鳥海山に続き、東北遠征2日目、月山へ。
一昨年、同じ時期に姥沢岳まで行ったものの悪天で断念。
今年は月山~清川行人小屋(泊)~月山~湯殿山というルートで、小屋でのんびりしようかと計画したが、わざわざ泊まり道具をもって滑るのもなんだね、ということで日帰りで月山~清川行人小屋~月山~姥沢のルートに変更し、小屋泊はお預けとなった。

朝一番のリフトに乗り、8時、リフト終点(1250㍍)から歩き始める。姥沢岳を経ずにトラバース気味に登り、月山を目指す。
朝の月山、雪の大斜面が美しい。がやはり、今年は雪が少なく山頂までは繋がっておらず一部夏道をスキーを担いだ。途中の延命地蔵が愛らしい。
リフト終点をあとに出発
トラバース気味に登る
1729を巻き気味に登る
2時間弱のハイクアップで山頂着。振り返れば大朝日、以東岳といった朝日連峰はすぐ目の前に、そして向こうには飯豊も見える。反対側は蔵王、昨日の鳥海山もうっすら見えている。山頂の神社からは月山の西側の深くえぐれた谷が迫力で望める。

月山山頂着。後ろは朝日連峰。

葉山。奥は船形山。

うっすらと鳥海山。

月山北西の谷
 ひとしきり展望を楽しんだ後、山頂の夏道を少し南に下り、スキーをつける。今回のメイン、大雪城の滑降だ。まもなく広々とした斜面が広がり自由にスキーを走らせる。なんという解放感!標高差600㍍の大滑降!1600㍍付近からは急斜面となり一気に清川行人小屋を目指す。
大雪城を飛ばす。解放感満杯。
 山頂から30分の滑降で清川行人小屋着。小屋は吹き抜けの二階建て。味があり、暖炉や台所などもある。小屋周囲に咲いているかたくりの群生が、つつましやかながら心をなごませる。
1時間ほどランチを食べ、まったりとしたあと、月山を目指して登り返す。
味のある清川行人小屋。

小屋脇の地蔵とカタクリ。

大雪城を登り返す。
 14時、再び山頂。人が意外と少なく、日が陰り少し寒くなってきた。夏道をスキーを担いで降り、四ツ谷川源頭からから姥沢向けてドロップ。カール状の地形を今日最後の滑降だ。左手には1800付近からの滑降の跡もありこちらも魅力的。いわゆる四ッ谷の壁といわれるところか?雪が割れているところも多い。
四ツ谷川源頭より本日最後の滑降

最後は尾根に登り返した。

15時半。姥沢着。本日合わせて標高差1,400㍍の大滑降に満足し一日を終えた。

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