2015年9月26日土曜日

丹沢 原小屋沢 沢登り

雷平~原小屋沢~蛭ヶ岳~雷平




2015.9.19 晴れ
 車止めゲート(マス釣り場より1km地点)(15:00)~伝道(16:30)~雷平(17:30)


シルバーウィーク。沢でのんびり焚火でもしながら・・・と裏丹沢の原小屋沢を目指す。

ここのところの集中豪雨の影響で車止めのゲートは大分手前に設置されていた。すでに午後3時を回っているが、ほかに選択肢無しということで歩き出す。

林道を一時間半ほど歩き、伝道に到着。早戸川は増水しているようでかなりの水量。少し気になる。伝道から雷平へは一般道だが丸木橋などは流され徒渉を2回。結構な水量だったのでロープを出して徒渉する。

雷平で絶好のローケーションに幕場を見つけた。盛大なたき火、ビール、ワイン。言うことなしの夜。


9.20晴れ
雷平(7:00)~原小屋平(10:15)~蛭ヶ岳(11:30)~雷平(13:30)~車止めゲート(15:30)

少し曇っていたがだんだんと日がさして青空となった。水は冷たく相変わらず水量も多い。左岸の踏みあと、浅瀬をいったり来たりしながらまもなく雷滝。立派な滝で形もよい。
まともに登れば頭からかなりの水圧がありそうなので左から巻く。立派な踏みあとがある。
雷滝、

ゴルジュぽい岩間を抜け、小滝を越えていくとカサギ沢を分けて、今日のメイン、ガータゴヤの滝が二段で幅広く立ちはだかる。迫力があるし、形もまたよし。水流右側の直登が定石らしいがこれも今日は無理、ということで一段目を登って右から巻く。
小滝を超えていく
ガータゴヤの滝。

一段目を登り、二段目は右から巻く

ガータゴヤの滝を越えると流れは見違えるほど穏やかになった。小川のような流れのなかをゆったりとした気分で進む。
一歩一歩惜しみながら進むと右手に廃屋跡。鍋やら酒ビンやらが転がっている。つわものどもも夢のあと、という感じだ。
ガータゴヤ滝を過ぎると流れは緩やかとなった

一歩一歩惜しみながら進む。

針葉樹のまばらな林を左に少し登ると藪こぎもなく原小屋平に到着。
原小屋平。昼寝でもしたい場所だ。
ここからは蛭ヶ岳への稜線を辿る。立派な階段でできた登山道だが結構急だ。上空は青空なのに西の方に雷鳴を聞く。
そうこうしているうちに、やがて右側は切れた谷となり、蛭ヶ岳山頂へと導かれた。
蛭ヶ岳への登り。晴れているのに時折雷鳴がとどろく。

蛭ヶ岳山頂。ガスで西方面は見えず。
山頂からは八王子方面がよく見えたがそれ以外はガスで山並みは見えず。丹沢からの山並を望むのはまたお預けとなった。
山頂より市原新道への下り。東方面は新宿高層ビル群まで見える。

下りは北東に伸びる尾根(いわゆる市原新道)を下る。踏み跡はあったりなかったり。コンパスと地図でオリエンテーリングを楽しみながら下る。

1時間半ほどで雷平に到着。冷やしてあったビールでのどを潤した跡はテントを撤収。快適な幕場をあとにした。




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