3/20 清水(630)~巻機山(1230)~米子沢~清水(1330)
ひさしぶりの巻機山へ。米子沢滑降を目論む。しかし夕べは雨やみぞれにみまわれ、起きてみると行く手はどんより。今日は1300メートルのアルバイトなのに先が思いやられる。
ニ子沢川沿いの台地状を進み、橋を渡ると井戸尾根へのとりつき。この頃は雪も舞ってきて風も強くなった。湿り気のある雪だ。井戸の壁を左から回り込むように登る。天気回復を信じて何パーティも入っている。
行く手はどんより。 |
五合目を過ぎガスの林間を登る |
ニセ巻機山へ 登りもガスの中 |
傾斜は緩やかになったが樹林帯を抜けると風もつよく体感温度も低くなる。強烈なガスの中をニセ巻機目指して進む。傾斜がきつくなる前にクトーを装着。最後はシュカブラぽい若干クラストした急傾斜をジグを切って登る。ほとんどホワイトアウトで視界2~3メートルほどの中を進み、ニセ巻機に到着。
避難小屋からの登り。ガスが切れてきた。 |
他のパーティも進むか戻るか逡巡しているようだ。
ホワイトアウトの中を注意深く下ると、避難小屋付近あたりの鞍部は風も弱く、ここで天候回復を待った。
小一時間ほど経ったか、ふと突然視界が開け、眼前にどでかい巻機山が見えるではないか!これは行くしかないとそそくさと出発。巻機のたおやかな尾根を山頂目指して進む。山頂から連なる針葉樹林の尾根が何ともいえない心安らぐ雰囲気を醸し出していた。
突如晴れ間が現れ、山頂を目指す |
巻機山頂 |
山頂より柄沢山方面...だがガスで見えず |
ガスが残っているので山頂からは周りの山々こそみえないが米子沢源頭から行く手の沢状の地形がみえている。
これは行くしかないと、まずは源頭目指して大斜面を滑降。そしてそのままU字型の米子沢に吸い込まれていく。まもなく両側が立った狭い谷となり、底をすり抜けるようにスキーを走らせる。ニセ巻機からのデブリは新たなものか。先を急ぐ。大滝もまだ雪のなかだ。
山頂からの大斜面 |
ガスの中での滑降 |
米子沢源頭へ向けて滑る |
天気も良くなってきた |
気持ちよくとばす |
気持ちのよいところだ。 |
いよいよ米子沢へ |
U字形のスラローム |
核心部を過ぎて |
来し方を振り返る |
曇りのち雪のち晴れの一日。最後は春の陽光を浴びて清水へとスキーを走らせた。
清水へスキーを走らせる |
下山後巻機山方面を望む |
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