夕べは久しぶりの満天の星空。天気予報からも今日の天気は約束されていたハズだった。
しかし、起きてみればどんより。雪らしきものも舞っている。
5:30の出発を一時間遅らせた。ところどころ青空ものぞくようになったので重い腰をあげる。
どんよりの曇り空の中に一抹の青空 |
平元新道から分かれ樹林帯の尾根を行く |
急登りは担ぎ。ようやく稜線が見え始めた |
戻るのもなんなのでこのまま1750あたりから派生する尾根を登るルート取りとする。急登はクラストしており途中からスキーを担いで登る。雪面は硬くアイゼンが欲しくなるほどだった。
苗場山も山頂にはガスがかかる |
ガスが流れ、光の筋が通り過ぎていく |
対岸の苗場山も山麓は晴れているようだが山頂は雲の中だ。出発から3時間半、ようやく平標山からの主稜線に出た。山頂の方からものすごい勢いでガスが流れてくる、というかガスの切れ間から差し込む光が次々と向こうからやってきては雪面を照らす。その時は気持ちが明るくなる。
そんなこんなを繰り返し、1040平標山頂を踏む。しかし、山頂では30分ほど待ってもガスは晴れず。
ガスが切れ、ユウガイヒト沢源頭に向かう尾根から平標山頂を振り返る。 |
ユウガイヒト沢に飛び込む |
なかなかの大斜面 |
尾根の先端でユウガイヒト沢源頭部をのぞきこむと大斜面が広がっている。
ガスも晴れた。一気に大バーンを飛ばす。天気がよくなかった分、雪も腐っておらず快調だ。
最後は植林地帯を抜け、あっという間に地王道川と合流。
大正池のようなえん堤の上の淵。すっかり青空に。 |
林道除雪終了地点から先もなおしつこく右岸沿いに滑り、最後はえん堤上で灌木を利用して徒渉。せき止められた淵の横でランチ。
この頃は雲一つない青空に。
思ったより時間がかかったが13時、二居の集落に到着。4月下旬だったが、北斜面のおかげで雪も豊富にのこり、充実した春スキーを堪能した。
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