鳩待峠840-至仏山1100-山ノ鼻1320-鳩待峠1420
連休はじめに毛勝山の山スキーをもくろんでいたが寒気の流入による荒天が予想されたので、この週末開通した鳩待峠への道路を利用して至仏へ。
2年前に来た時よりも鳩待峠は雪も残っており、GWということもあり多数の人が至仏を目指している。少し登ったところでテントを張ってくつろいでいる人もいる。
スキーヤー、ボーダーでにぎわう鳩待峠 |
テントでゆったりするのもいいなあ |
いつもの残雪の風景、小至仏と至仏 |
尾瀬ケ原、燧ケ岳を背景に登る登山者 |
天気もよく、はやる気持ちを押さえながらも、少し登るとまもなく眼下には尾瀬ケ原、燧ケ岳がいつもの風景で見えてきた。例年より尾瀬ケ原は雪の量が多いようだ。
ひと汗かき、オヤマ田代に到着。行く手には小至仏がみえる。トラバースでは登りと下りで団体が行き違うのも難儀そうだ。一息入れ、ぐるりと見渡す。男体山や白根山など日光方面、こちらはほとんど雪もなし。白毛門、朝日、巻機は結構白い。
御山田代より小至仏方面 |
小至仏トラバースも行き違いが大変 |
悪沢の大斜面に飛び込むボーダーを横目に最後の登りを詰めると、至仏山頂は多くの人でいっぱいだった。人をかき分け展望。
山頂より谷川、一ノ倉岳 |
山頂より巻機山 |
山頂より中岳、越後駒 |
山頂より燧ケ岳 |
越後駒は結構迫力あるなあ。平ガ岳はやはり遠い。もう十数年前にGWにススケ峰あたりにテントを張り、往復したことを思い出す。
眺めを堪能したら、いつもより雪の残るムジナ沢にドロップ。適度な斜面にターンを描く。2年前に登り返した1700地点の森林限界を今日はそのまま山ノ鼻方面に滑り降りた。
ムジナ沢源頭部滑降 |
一枚バーンを滑る |
尾瀬ケ原に向かって滑る |
ターンも自在 |
山ノ鼻ではやはりBEER!!!そして適当につまみを作り、まったりとする。テント村もにぎにぎしくリゾート気分が盛り上がる。一時間ほど休んだ後、名残は惜しいが川沿いの道を歩き始める。気持ちの良い川沿いの樹林帯を抜けて鳩待峠への帰路をたどると、悪沢方面から降りてくる人たちと合流。
山ノ鼻より至仏を振り返る |
にぎわう山ノ鼻 |
まだまだ雪も豊富 |
最後の登りをひと汗かいて峠の少し手前で余韻に浸りながら休憩、悪沢の大斜面を見入りながらGWの一日をしめくくった。
行けなかった毛勝山とはまた違った楽しさを感じたスキーツアーだった。
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